2013年02月21日
寒さに負けた・・・
GOGO左官店にようこそ!
今回は寒さに負けてしまったお話し。
最近暖かくなったり寒波襲来したりと両極端な冬ですが、先日から始まった寒波の中雪をかきわけて標識の支柱の交換工事を行いましたというか行うはずだったのです・・・
事故で破損した道路標識の支柱交換の為に現場に行きました。

曲がった支柱を交換するために、破損した支柱を根本から切断します。
そして、基礎に埋まった支柱を取り出すために、コア抜きという作業があります。

このような機械を使って、真ん中の太い筒がクルクル回転して堀下がっていくことにより、基礎をくり抜いていくのですが、なんと!
途中で凍って動かなくなってしまいました!
正確に言うと、この機械でくり抜いて行く作業の時に、かなりの摩擦が発生するので、熱と抵抗を減らすために水を流しながら作業を行うのですが、その水があまりの寒さにホースの途中で凍ってしまい、水が出ないので機械が動かなくなってしまったのでした
そんなことってあるんだー!!
水がでないと機械が動かず、コア抜きできなければ、支柱の交換も出来ず、そんなわけで遂に仕事を途中で断念して、諦めて帰って来てしまいました。
ウウウ
まさか水が凍って工事できなくなるとは思いも寄らなかったです・・・
寒さに負けた・・・。
やはり人間は自然に勝てないのですね。外作業は寒波の中行うべきではないですの・・・
今回は寒さに負けてしまったお話し。
最近暖かくなったり寒波襲来したりと両極端な冬ですが、先日から始まった寒波の中雪をかきわけて標識の支柱の交換工事を行いましたというか行うはずだったのです・・・

事故で破損した道路標識の支柱交換の為に現場に行きました。
曲がった支柱を交換するために、破損した支柱を根本から切断します。
そして、基礎に埋まった支柱を取り出すために、コア抜きという作業があります。
このような機械を使って、真ん中の太い筒がクルクル回転して堀下がっていくことにより、基礎をくり抜いていくのですが、なんと!


正確に言うと、この機械でくり抜いて行く作業の時に、かなりの摩擦が発生するので、熱と抵抗を減らすために水を流しながら作業を行うのですが、その水があまりの寒さにホースの途中で凍ってしまい、水が出ないので機械が動かなくなってしまったのでした

そんなことってあるんだー!!
水がでないと機械が動かず、コア抜きできなければ、支柱の交換も出来ず、そんなわけで遂に仕事を途中で断念して、諦めて帰って来てしまいました。
ウウウ

寒さに負けた・・・。
やはり人間は自然に勝てないのですね。外作業は寒波の中行うべきではないですの・・・
2013年02月13日
嬉しかった事
今日は嬉しかった事がありました!の巻
今日は4年生の息子のクラスと言っても一学年一クラスしかないのですが、1/2成人式ということで、息子より招待状を頂いたので参加して来ました

10才を無事に迎えたということで、成長した自分たちを見せる!という趣旨の会です。自分らの時は無かったけど、ここ10年ほど小学校学年行事として行っているのでした。
親子でゲームしたり、習った事の発表で、論語を暗記して言ったり、鼓笛隊で校歌を演奏したり、
どれも「みんな成長したな〜( ´ ▽ ` )ノ」とひとしきり感心してました

小さな時の写真をプロジェクターで写し、誰の小さい時でしょう?なんてクイズで歓声があがるほど盛り上がりました。
小さい時の写真の後に正解で現在の写真を映し出すのですが、その時[将来の夢・やりたい事]を発表するのでした。
みんな大リーガーやW杯にでて一流選手になるなんて大っきい夢をかたるので、息子はなにを言うのかドキドキしていたら、「菅原左官店を継ぐ事です!」と言うではありませんか

息子がそんな風に思っていてくれたなんてびっくりしたけど、とても嬉しい☆(≧∇≦)☆

家族で協力して頑張っている姿を見てくれていたのかな〜なんて思ったり

そして、息子からお手紙をもらったので、読んでみたら立派な事が書いてあって、またまたビックリ!
「なんか見本見て書いたな?」と冗談で聞いたら、「いや、自分で考えたんだよ!」とアッサリ。
こんな風に思ってくれていたのね〜立派な事書けるほど成長したんだな〜とウルウルしてしまいました

もう完全に親バカ(笑)
家に帰ってから、この事をじいちゃん(社長)とばあちゃんに話したら、とても嬉しそうな顔になり、目を細めて喜んでました!
「あと10年頑張らねばねの!」ですってd(´ω`*)
もっと大きくなったら、夢も変わるし、クソババアなどと言われるかもしれないけど、息子に生まれて来てくれてありがとう!
君がちゃんと継げる様に母ちゃん頑張るからのっ!
2013年02月08日
いたずら落書き
今日はイタズラ落書きの巻
台所に貼ってあるカレンダーを毎日見てて、
あれ?なんだか変!?(・_・;?ってよく見たら、なんと!
可愛い少女にイタズラがっΣ(゜Д゜ノ)ノオオォッ
誰じゃ〜と娘を見たら、<(;゜з゜)>〜♪な顔ww
バレバレじゃ!
夜に主人が帰って来て、この落書きに気がついて、
「まだまだだの!(o´ω`o)」と言って描き加えようとしていたので、「ごらァ」ってストップをかけた。
あ〜あんたに似たのねllllll(-ω-;)llllll
来月になったらまたなんかされてるんだろうな…
2013年02月02日
縁は奇なもの味なもの
GOGO左官店にようこそ!
今回はありがたいご縁の話。
2012年8月よりfacebookに菅原左官店のページを作って早5か月。
わが社の社長が土壁を一から作れる鶴岡でも唯一の現役職人という記事を読んで、同じfacebookをしていた川田季彦設計士さんが、是非土壁の話を聞きたいとわざわざ酒田よりいらしてくれました。

建築設計士さんが直々に左官屋に来ていただくなんて、通常の仕事ではありえない話なんですよ
!
普通は逆なんですよね
出羽商工会さんの冊子「庄内風土」第2号にも掲載されてましたが、川田さんは庄内型エコハウスアワード2012で、大賞・地域材部門 ダブル受賞」なさっている建築士さんなのです!

そんなすごい方がなんたってウチに~
とう感じですが、
家づくりに対し、効率優先で工業化されてしまった家づくりがホントのエコハウスといえるのだろうか?大切なものを見失っているのではないか?と疑問をもち、地元の木を使い、伝統技術を使った木造りの工法で、最終的には木もすべて自然にかえる家がホントのエコハウスではないだろうか?という考えの延長で土壁に興味をもち、わが社の社長に「土壁とは?」の勉強をしたい!とアプローチしてくださったのでした。
会話の中で、私も知らなかったことが沢山ありました。
庄内でも「新潟地震」までは土壁が普通だった。前日建材やに連絡すると、翌日には土が届いたものだ。
土は農家の田んぼの土を使っていた。
しかし地震後の昭和39年から工業化が進み土壁から「ラスボード」に変わり、どんどん土壁が消えて行った。
今では庄内に土壁用の土がなく、新潟県からとりよせている状態である(土の質が昔と違うってこと?)。
白壁の和室も今の家はほとんど作らないので、白壁をちゃんと塗ることのできる職人でさえ少なくなってきている。
わが社は若い子たちにも資格を取らせて、なるべく壁塗りの仕事が来たらさせている。
やってみせて、本人たちにもさせないと身に付かない。
土壁も何年か前に「塀を土壁にしたい」という依頼があったが、鶴岡じゅう探してもどこの左官屋も出来ないから、依頼主が探しまわり、最後にうちにまわってきて施工した。
その際新潟造形大学から大学教授を呼んで、庄内の土壁の技法を研究材料として提供した。
その土壁には現代の資材も使い、伝統の技術と長年の仕事から得た技術で長持ちさせるようにした
などなど・・・
その話を聞いて、社長(義父)が現役で生きているうちに、もう一度土壁の依頼が来たら、一から十まで写真やデータをとり、完全に保存したい!と思いました。
川田さんにも、是非その機会を作ってほしい!とお願いしました。
庄内は庄内の土壁作りの技法があるので、ここでなくしてしまったら伝統技法がまた減ってしまう・・・
日本千年の歴史を誇る優れた建築文化や伝統の技術がここ庄内にはまだ残っています。
土壁は経費も時間もかかるので、普通の家屋に使うのはなかなか大変だと思うのですが、科学的にも土壁は「 たばこの有害物質や化学物質を吸着して逃がさず、調湿作用にも優れている 」ことが証明されています。
知恵と現代の技術を融合し、公共の建物のロビーなどに使用してもらえたら、技術の継承もできるし、すがすがしい空気のロビーになるとおもうのですが・・・・
などと、さまざまな話を30分ほど致しましたが、川田さんに次の予定があるそうで、まだまだ土壁については序章レベルの話しかできなかったこともあり、「また土壁の勉強させてください!」と御帰りになりました。
左官屋だけではなかなか土壁の仕事は無いのですが、建築士さんの優れたデザインと伝統技術が融合して、土壁が見直されて出番がふえたらいいな~とふわふわ夢をみることが出来ました。
夢じゃなくホントに叶って、伝統と技術の保存を協力しあえたらいいの~と社長(義父)とウキウキしたお昼の出来事でした
今回はありがたいご縁の話。
2012年8月よりfacebookに菅原左官店のページを作って早5か月。
わが社の社長が土壁を一から作れる鶴岡でも唯一の現役職人という記事を読んで、同じfacebookをしていた川田季彦設計士さんが、是非土壁の話を聞きたいとわざわざ酒田よりいらしてくれました。
建築設計士さんが直々に左官屋に来ていただくなんて、通常の仕事ではありえない話なんですよ

普通は逆なんですよね

出羽商工会さんの冊子「庄内風土」第2号にも掲載されてましたが、川田さんは庄内型エコハウスアワード2012で、大賞・地域材部門 ダブル受賞」なさっている建築士さんなのです!
そんなすごい方がなんたってウチに~

家づくりに対し、効率優先で工業化されてしまった家づくりがホントのエコハウスといえるのだろうか?大切なものを見失っているのではないか?と疑問をもち、地元の木を使い、伝統技術を使った木造りの工法で、最終的には木もすべて自然にかえる家がホントのエコハウスではないだろうか?という考えの延長で土壁に興味をもち、わが社の社長に「土壁とは?」の勉強をしたい!とアプローチしてくださったのでした。
会話の中で、私も知らなかったことが沢山ありました。
庄内でも「新潟地震」までは土壁が普通だった。前日建材やに連絡すると、翌日には土が届いたものだ。
土は農家の田んぼの土を使っていた。
しかし地震後の昭和39年から工業化が進み土壁から「ラスボード」に変わり、どんどん土壁が消えて行った。
今では庄内に土壁用の土がなく、新潟県からとりよせている状態である(土の質が昔と違うってこと?)。
白壁の和室も今の家はほとんど作らないので、白壁をちゃんと塗ることのできる職人でさえ少なくなってきている。
わが社は若い子たちにも資格を取らせて、なるべく壁塗りの仕事が来たらさせている。
やってみせて、本人たちにもさせないと身に付かない。
土壁も何年か前に「塀を土壁にしたい」という依頼があったが、鶴岡じゅう探してもどこの左官屋も出来ないから、依頼主が探しまわり、最後にうちにまわってきて施工した。
その際新潟造形大学から大学教授を呼んで、庄内の土壁の技法を研究材料として提供した。
その土壁には現代の資材も使い、伝統の技術と長年の仕事から得た技術で長持ちさせるようにした
などなど・・・
その話を聞いて、社長(義父)が現役で生きているうちに、もう一度土壁の依頼が来たら、一から十まで写真やデータをとり、完全に保存したい!と思いました。
川田さんにも、是非その機会を作ってほしい!とお願いしました。
庄内は庄内の土壁作りの技法があるので、ここでなくしてしまったら伝統技法がまた減ってしまう・・・
日本千年の歴史を誇る優れた建築文化や伝統の技術がここ庄内にはまだ残っています。
土壁は経費も時間もかかるので、普通の家屋に使うのはなかなか大変だと思うのですが、科学的にも土壁は「 たばこの有害物質や化学物質を吸着して逃がさず、調湿作用にも優れている 」ことが証明されています。
知恵と現代の技術を融合し、公共の建物のロビーなどに使用してもらえたら、技術の継承もできるし、すがすがしい空気のロビーになるとおもうのですが・・・・
などと、さまざまな話を30分ほど致しましたが、川田さんに次の予定があるそうで、まだまだ土壁については序章レベルの話しかできなかったこともあり、「また土壁の勉強させてください!」と御帰りになりました。
左官屋だけではなかなか土壁の仕事は無いのですが、建築士さんの優れたデザインと伝統技術が融合して、土壁が見直されて出番がふえたらいいな~とふわふわ夢をみることが出来ました。
夢じゃなくホントに叶って、伝統と技術の保存を協力しあえたらいいの~と社長(義父)とウキウキしたお昼の出来事でした
